カナザキ歯科 院長ブログ「歯科道一直線」

お知らせ

2010/08/02

7月に小野公民館で小野みらいクラブ7月例会「幼児の歯科について」の講演をしました(1)

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7月未来クラブ講演会(1)
「幼児の歯科衛生について」の質問に対してお答えいたします
質問が多数の為、随時お答えしていきます。

  Q 1歳半検診で「かみ合わせが逆」と言われました。
    家族も兄弟も例がなかったので驚きました。
    まだ病院慣れせず小児科でも泣くので歯医者さんには行けずじまい・・・
    いつくらいまでに、どのように治療すればよいのでしょうか?
  A 反対咬合の治療はできるだけ早い時期にStartする方が良いという結論が
    学会などでも出ています。その理由はこれからの成長量が多く残っている
    ため上手くコントロールして正常咬合に持っていく事ができるからです。
    実際の治療は3歳以降から始まります。
    それまでに生活習慣を改善することで治療していきます。
    例えば、食事の与える方法とか、テレビの高さ、遊びの場所とかをチェッ
    クし、変えるだけでも、習慣性の反対咬合だと治ってしまうことが多いです。
    歯科の方へはフッ素を塗るだけでもよいので、連れて行って慣れさせると
    良いですね。
    それも大切な教育の一つだと思います。
    矯正の治療は、お口の型をとれるようにならないとできませんので、歯磨き
    やうがいなど、一通り出来るようになってないと、治療がスタートできない
    のです。
    ですから、今は慌てずフッ素塗りと矯正相談ぐらいをしに、歯医者さんに行
    くとよいですね。


  Q 2歳7カ月ですが、歯並びが気になります。
  A そうですか。2歳7カ月ですと20本の歯が全部そろっている時期で普通なら
    綺麗な歯並びが完成していると思うのですが、歯並びが気になるという事は
    何か特別な事情があると思いますので出来るだけ早く歯医者さんに診てもら
    うことをお勧めします。
  

  Q 歯並びが悪いと言われたことがあります。どのように対処すれば良いでしょ
    うか?
  A いろんなケースがありますので、まず歯医者さんに行って相談してみること
    が大切です。


  Q 歯磨きを嫌がるのですが、上手に歯みがきの仕上げをしてあげる方法はあり
    ますか?
  A まず、ガーゼみがきにもどしてみましょう。
    そして、十分慣らして嫌がらなくなったら、やわらかいブラシを使ってみて
    ください。
    子供用ブラシはみんな硬くて痛いですね。