カナザキ歯科 院長ブログ「歯科道一直線」

患者様の症例

2016/07/23

歯周病で骨が溶けた人へ朗報「再生療法」です!!

エムドゲイン.jpg

今日、左上の5・6・7番の再生療法をしました。

特に6番7番の骨がかなり吸収している症例でした。

担当歯科衛生士によってブラッシング指導を行い、プラーク付着率も10%以下にコントロールしました。

基本治療が終わって、歯肉の炎症が落ち着き、再生療法が可能となりました。

そして、今日の再生療法のオペに臨んだのですが、やはり6・7番の骨吸収が大きく、左上7番遠心の上顎結節から自家骨も採取しました。

そして、骨吸収部付近の感染物質をきれいに取り除いた後、酸処理を行いその後、エムドゲインを塗布し、自家骨を充填しました。

術後は出血もなく痛みもなく、患者さんも大変安心しておられました。

3か月後に再評価のレントゲンを撮りますが、どれぐらい骨ができているか楽しみです。