カナザキ歯科 院長ブログ「歯科道一直線」

インプラント治療

2017/01/28

テンティング・スクリューを用いた骨増生

右上1番と右上3番にインプラントを埋入しました。

テンティング・スクリューを用いた骨増生  H29.1.27.jpg

右上1番は抜歯と一緒にソケットブリザベーションを行い、3カ月経過していました。

ある程度骨様の組織ができていました。

右上1番に直径3.5×10mmノーベルアクティブを、右上3番に直径4.3×11.5mmのノーベルアクティブを埋入しました。

右上3番は骨が成熟しており、スムーズは埋入となりました。

右上1番から右上3番部においては垂直的骨吸収もあったため、GBRを行いました。

テンティング・スクリューを2本植立しディコルチケーションを行ったうえで人工骨を填入し、吸収性膜で覆いました。

歯肉はあらかじめ減張切開を行って、ある程度止血ができた状態で弁を閉じました。

したがって腫れや術後出血も少なく手術を終えることができました。