ここ小野地区は松山市でも群を抜いて高齢化率の高い地域です。地域包括センターより28%と聞いております。これから2025年に向けてこの数字はどんどん上がっていくでしょう。
この事態に私達ができる貢献は何か?と考えた時、訪問診療と摂食嚥下というキーワードが浮かんできます。
特に摂食嚥下は普通に口から食べることが難しくなってきた方に、内視鏡などを使って検査し、飲み込みの動作のどの部分に障害が起きているのか原因を調べ、食形態や姿勢、飲み込み方を適正な形に修正することにより多くの方が再びおいしく、口から食べることが可能になります。
ですから、御本人や家族の方も大変安心し喜んでいただくことができるのです。
しかし、これはなかなか難しい技術であり全身の機能を細かく理解し、かなりの医学的知識を持っておかなければなりません。
そこで私は一念発起しまして、月に1回東京歯科大学の摂食嚥下リハビリテーション科に勉強に行くことにしました。
54の手習いですね。
早く知識と技術を修得して、地域のみなさんのお役に立ちたいなと思う次第です。