親知らず
愛媛県松山市の
歯医者・カナザキ歯科の
親知らずの
診断・抜歯治療
口腔外科分野の
エキスパートが在籍
当院には口腔外科分野に精通した歯科医師が在籍し、親知らずの診断・抜歯治療においても多数の実績を持つ歯科医師です。通常であれば大学病院で対応するような難しい症状を含め、幅広い親知らずの治療に対応しております。
このようなお悩みはありませんか
- 親知らず(奥歯)が痛い
- 親知らずは抜いた方がいいの?
- 親知らずの抜歯って痛い?
- 難しい親知らずだからと他院に断られた
- 信頼できる先生にみてほしい など
少しでも疑問や不安を感じられた方は、遠慮なく当院へご相談ください。
症状に応じてCT等を用いた精密な診断を行い、また治療時には痛み止めや腫れ止めのお薬もご用意しております。
治療後のアフターケアまで丁寧に対応させていただきます。
親知らずについて
親知らずとは
前歯から数えて8番目(一番奥)の永久歯が親知らずです。智歯(ちし)や第三大臼歯とも呼ばれています。一般的に17歳~30歳頃に生えてくることが多く、全て生えてくれば4本の親知らずになりますが、現代では退化傾向にあり、1本も生えてこないケースも少なくありません。
親知らずは正常に生えていて健康な状態であれば特に問題はありませんが、周囲の歯への影響や将来的なトラブルを考慮し、親知らずを残すリスクの方が高いと判断されるときには抜歯をおすすめする場合があります。
親知らずを
抜歯した方が良いケースとは
- 虫歯になっている親知らず
- 斜めに生えている親知らず
- 親知らずが原因で隣の歯に深い歯周ポケットができているケース
- 周囲の歯茎が炎症を起こし腫れている親知らず
抜歯しない方が良いケースとは
- 妊娠中の方または授乳中の方
- 真っ直ぐ生えて上の歯と噛み合っており、歯と歯茎が健康な状態である場合
- 近い将来に親知らずを移植する可能性がある方
- 血が止まりにくい方や、感染のリスクが高い方
- 入れ歯やブリッジの支えとして使う可能性のある方
親知らずによる
主なトラブル
虫歯
親知らずが斜めに生えていたり、途中までしか生えてこない場合、歯ブラシがうまく届かないことがあります。親知らずと手前の歯(第二大臼歯)の隙間にも汚れが溜まりやすくなり、虫歯のリスクが高まるケースも。親知らずだけでなく手前の歯まで虫歯になる場合もありますので、周囲の歯に与える影響にも注意が必要です。
歯肉の炎症
斜めに生えたり、真っ直ぐでも途中までしか生えてこない状態の親知らずは、歯と歯肉の間に食べかすやプラーク(歯垢)がたまりやすくなり、細菌が増殖することで親知らず周囲の歯肉に炎症が起きる「智歯周囲炎」になるケースがあります。
歯根の吸収
親知らずが手前の歯に食い込むように生えている場合、手前の歯の根っこが溶けてしまう「歯根吸収」を引き起こすことがあります。歯根吸収が進んでしまうと、親知らずだけでなく手前の歯の抜歯が必要になるケースもあります。
口臭
正常に生えていない親知らずの周辺は不衛生になりやすい状態にあり、虫歯や歯肉に溜まった膿が口臭の原因になってしまう場合があります。
親知らず抜歯治療の流れ
問診
ご来院いただきましたら、まずは問診を行います。お体の状態や服用されているお薬、当日の体調についてなど、そのほか気になることは何でもお知らせください。もし抜歯前に内科や他科に問い合わせが必要な場合は、日を改めて抜歯を行うこととなります。
診査・診断
症状に応じて、CT撮影などの検査を行います。親知らずと神経や副鼻腔、周囲の歯との位置関係を把握することで抜歯の可否・難易度などを的確に判断します。
抜歯治療
可能なかぎり痛みの少ない治療が行えるよう、最大限の配慮をしながら的確に丁寧に施術を行います。術前に麻酔を充分に効かせてから治療に入りますので、術中に痛みを感じることはほとんどありません。
縫合と止血
歯茎の切開が必要な治療の場合には抜歯後に縫合を行います。しばらくガーゼを噛んでいただくことで止血を行い、血が止まったことを確認して抜歯治療は終了となります。
抜歯後の注意点
(痛み、腫れ、
食事、その他)
痛み
親知らずの抜歯後の痛みは、当日麻酔が切れた後から翌朝ごろにかけてがピークとなります。痛む場合はむりに我慢せず、お渡しする鎮痛剤を服用しましょう。痛み方にはお口の状態や抜歯の難易度などにもより、個人差があります。また、後日ご来院いただき、症状の確認や消毒をさせていただいております。
出血
抜歯後から翌朝ごろまで、じわじわと出血が続く場合があります。ガーゼを20〜30分ほど噛んで圧迫止血を行なってください。それでも止まらない場合はご連絡ください。
腫れ
歯茎の腫れは、痛みより少し遅れてからピークを迎えます。おおよそ2〜3日でピークとなる場合が多いとされており、そこから徐々に腫れはひいていきます。また、まれに内側の腫れにより舌が挙上し、気道閉塞が起こる場合があります。腫れが長引く場合や腫れが強いと感じる場合は受診をお勧めします。
痛みと同様に腫れにも個人差がありますので、大切な予定の前などは避けて抜歯をした方が良いでしょう。
神経マヒ
親知らずの根の先端近くには、口唇の感覚神経が通っているため、抜歯後に一時的にマヒが発生する場合があります。当院では必要に応じて歯科用CTを用いて神経との位置関係を確認することで、より安全性の高い抜歯を行っております。
食事
通常、親知らずの抜歯後は出血が完全に止まっていれば、30分程度で食事は可能ですが、麻酔が効いている状態だと温度を感じにくいため、熱い食べ物などには注意が必要です。また、頬の内側の肉を噛んでしまわないよう、意識しながらゆっくりと食べるようすると良いでしょう。
抜歯の穴
抜歯をした後の部分には、穴の奥に黒っぽいジェル状の固まりができます。これは血餅(けっぺい)という血の塊で、止血や傷口の回復の機能がありますので、これが飛び出さないように注意しましょう。もし食べ物が穴に落ちたように見えても、あまり気にしすぎず優しくゆすぐ程度にしましょう。
喫煙、飲酒
抜歯治療中の喫煙や飲酒は、出血が止まりにくくなったり、傷の回復が遅れる恐れがあります。抜歯したところが落ち着くまでは、喫煙や飲酒は控えることをおすすめします。
入浴
お風呂に浸かると血行が良くなることで出血しやすくなるため、抜歯当日はシャワー程度で済ませる方が良いでしょう。