インプラントの基礎知識

インプラント治療における医師の経験値をチェック

インプラントが成功するかどうかは歯科医選びにかかっているといってもいいでしょう。それほど歯科医選びは大切なポイントです。

まずチェックしたいのは医師の経験です。インプラント治療を多く経験している医師なら安心できます。逆に一度もインプラント治療を行ったことがない、というような医師は、どれだけ優秀であっても心配です。

またインプラント関連団体の認定医かどうかをチェックするのもいい方法でしょう。例えば「日本口腔インプラント学会認定医」になるには同学会に5年以上所属して100時間以上の研修を受け、その他にも一定以上の症例の経験を積むなど、数々の条件をクリアしなければなりません。認定証は一定水準以上の技術と経験を備えていることの証明になるものですので、医師選びの目安としては非常に役立ちます。カナザキ歯科では、毎月1度、インプラント無料セミナーを行っています。インプラント治療をお考えの方も、インプラント治療を受けられた方も、ぜひご参加ください。

その他歯科医選びに役立つのは体験談です。知り合いにインプラント治療を受けた人がいるならば、ぜひ話を聞いてみてください。カナザキ歯科患者様の声はこちら。

カナザキ歯科のインプラント治療実績も是非ご参考になさってください。

安い歯科医は危険?

歯科医選びの際に、治療費を重視して選ぶのはあまり賢明な方法とはいえません。

治療費が高い医者ほど信頼できるということはないのです。逆に治療費が安くても優秀な歯科医はいます。値段を気にせずに探し、複数の選択肢が出てきた時、どちらも甲乙付けがたい、という場合にだけ、治療費の差を判断材料にするのがいいでしょう。気を付けてほしいのは、他と比べて極端に治療費が安い歯科医です。インプラントは信頼性を高めるために膨大な研究と実験を重ねて作られたものですから、どうしても高価になってしまいます。

現在インプラントメーカーは世界中で100社以上あるといわれていますが、信頼性の高いものとなると限られます。研究開発費を抑え、低価格のインプラントをウリにしている会社もあります。治療費が安い歯科医はそういったメーカーの製品を使っている可能性が高いので、慎重に検討する必要があるでしょう。体の中に埋め込むものですから、信頼性を最優先したいものです。

インプラント治療には長期的な視点も必要

歯科医選びで忘れられがちなのが「通いやすさ」です。インプラント後は定期的な検診が必要になります。

治療と定期検診を別々の歯科医に依頼するということも可能ですが、やはりアフターケアを含めて治療を行った歯科医に任せるのがベストです。したがって自宅に近い歯科医など、通いやすい歯科医を選ぶことも大切になるのです。

また歯科医の中には例えば治療後1年間の定期検診が無料で受けられたり、10年間の保証期間を設けていたり、アフターケアに力を入れているところも少なくありません。そういった歯科医であれば長く付き合っていくのに最適といえるでしょう。

その他、海外へ赴任する可能性がある人などは、インプラントの種類もチェックしておいた方がいいでしょう。世界的に大きなシェアを持っている会社のインプラントならば、海外でもしっかりとしたメンテナンスが受けられます。例えばノーベルバイオ社のブローネマルクやリプレース、ストローマン社のITI などは業界のトップブランドですので、信頼性が高く、世界中で使用されているので安心です。