当院に入社して5か月目の歯科医師の感想です!
『私は以前からカナザキ歯科ではどうしてこんなにインレーの不適合が少ないのだろうと不思議に思っていました。以前勤務していた医院では、不適合や再製が沢山あり技工士さんがいつもしかられていました。しかし、このナゾが解ける日がついにやってきたのです。先日、院長先生がマンツーマンの実習指導をしてくれました。今回の実習内容はインレー形成でした。私が今まで認識していた形成は、咬合面に垂直が基本で形成後の印象採得では、圧接したインレーを抵抗のあるまま引っ張って無理にでも取り外し、それが何も考えず一連の作業的なものとして、教えてもらってきました。今回学んだ事は、形成する以前に、ハンドピースの持ち方、動かし方はワンパターンではなく状況に応じて変化させるべきなのかという本当の基礎、そして撤去時に印象が変形しないための形成方法ワックスアップが変形しないための形成方法と変形の出ない印象方法でした。カナザキ歯科の形成方法は、今まで私が教えてもらった認識とは全く違うものでした。形成は咬合面ではなく咬合平面に垂直に行うことで、印象撤去時の変形を防ぎ、印象採得では、ブロックアウトなどによって、ほとんど抵抗がないようにトレーを取り外せる方法を教えてもらいました。同じく勤務している先輩Drが「インレーの実習が今までの実習の中で一番難しくて厳しかったけど、あれがあったから、今の自分がいるんよ」と以前から話してくれましたが、その意味が分ったような気がしました。今回の実習がなければ、私もあまり深く考えず、確実性の低い治療をずっと行っていたのかもしれないと思うと少し怖くなりました。歯科Drとしての技量を考えてた時に、出会う指導者と環境によって自分の技術、歯科Dr人生は大きく変わっていくと思いました。院長先生に出会えて指導を受けれたことそして何よりもこのカナザキ歯科で勤務できて本当に実感しました。
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研修生の声
2009/09/04