私はカナザキ歯科での実習を経験して以前よりも積極的に動くことができるようになったと思います。はじめは処置でもメインテナンスでも手順が分からなかったりしておどおどしているうちに処置が進んでしまっていました。しかし、何回か同じ処置を見学してみて手順が頭に浮かんでくるようになりパニックを起こさなくなりました。CR充填などの処置についてはどの歯科医院でもだいたい一緒だと思うので実習施設が変わっても手順を忘れずに一人でも多くの患者さんの処置の補助についていきたいと思います。
　メインテナンスでは患者さんとのコミュニケーションの楽しさを知りました。はじめは患者さんとの会話もままならなくて、あいづちを打ったり笑顔でいるので精一杯でしたが、衛生士さんから何か得ようと始めの挨拶から保健指導での会話などを聞いていました。その中で気を張らずに毎日のブラッシングのことやフッ素について伝えるなどできるようになりました。患者さんとのコミュニケーションを通して私自身が予防の大切さを再確認できたと思います。
　１ヵ月前まで私はどちらかと言うとインプラントや外科に興味がありました。しかし、この実習を通して齲蝕にならないように予防することが大切だと何よりも感じ、私も将来は予防の仕事に携わりたいと思うようになりました。
　これから卒業までの間、臨床実習と国家試験の勉強を両立させなければなりません。つらい時もあると思いますが、応援してくださった患者さんやカナザキ歯科の皆さんのことを思い出して頑張っていこうと思います。ありがとうございました。

O.R.さん