とても美人で魅力のある臨床研修医の先生が当院のカリキュラムを終えて大学へ帰って行かれました。感想を送って下さったのでご紹介します。
この先生は大変熱心に勉強され大きな成果を上げられました。
本当によく頑張り成長されたと思います。今後の活躍が楽しみです。 院長
<カナザキ歯科での研修生活を終えて>
あっという間に過ぎた4ヶ月間でした。とにかく動きの遅い私にとって、カナザキ歯科での研修は異次元のスピード力が必要とされる場でした。毎日のように、ひっきりなしに患者様が訪れます。お子さんからお年を召した方まで、それぞれ色々な悩みをもって、訪れます。「患者様の一生を考えた歯科治療」これは、院長を筆頭にスタッフの皆さんが実行している治療です。カナザキ歯科に患者様が絶えず訪れる理由はここにあると思います。
私がカナザキ歯科で研修をしだした頃、院長が「まずは、研修計画をたてよう」と提案してくださいました。「麻酔、CR充填、インレー形成、根管治療までできるといいよね」と研修計画を立てました。私の最初の目標は、「痛くない麻酔ができるようになる」でした。教わったことをレポートにまとめ、何度もイメージトレーニングしました。患者様にいざ麻酔してみると、緊張のあまりうまくいきません、そして結局、痛みのある麻酔をしてしまいました。カナザキ歯科の先生は何気なくさっと行っていることが、こんなに難しかったのかと思い知らされました。自分の至らなさを痛感し、どうすればいいかもう一度、本を読み、イメージトレーニングを行いました。自分を実験台に試行錯誤とまではいかなかったのですが、以前より真剣に痛くない麻酔について考えました。そしてついに、患者様に「さっきの麻酔、全然痛くなかったよ」と言われました。痛みのない麻酔は針を刺すときに痛みを感じないだけでなく、薬液を注入している間も痛みがなく、その後、治療中に痛みがないことで初めて成功したといえます。結局、1ヶ月以上して、やっと痛くない麻酔ができるようになりました。これは、院長から伝授していただいたカナザキメソッドの一つです。
とてもドジな私ですので、4ヶ月の研修生活の折り返し地点、交通事故に遭い、右鎖骨を骨折しました。これにより、研修が遅れましたが、院長やスタッフの皆さんは心から気遣ってくれ、院長にはインレー形成まで教えて頂きました。歯を削ることはほとんどなかったのですが、少しずつ確実に進歩しました。その証拠に、今現在は大学に戻って研修させていただいていますが、変わったねと言われました。自分が実感する一番の変化は、歯科治療が楽しくなったことです。「好きこそものの上手なれ!」とよく言いますが、歯科医師としての自分の未来に希望が持てるようになりました。カナザキ歯科で、歯科医師としてのはじめの一歩が踏み出せたことにとても感謝しています。
研修医G