先日、技工士学校で講師も行っている院長に同行して、院長の講義を見学してきました。
今回の講義では、まずみんなの緊張をほぐしてモチベーションを上げてもらうためのお話として、カナザキ歯科の理念や院長の考え方からの学生へのメッセージやカナザキ歯科で頑張る女性技工士のお話がありました。モチベーションを上げるためにおすすめな方法としてトニー・ブザンのマインドマップを紹介し、学生たちはメモを取りながら真剣に聞き入っていました。次に、院長が実際に治療した症例のスライドを使いながらの説明がありました。学校ではなかなか見ることのできない実際の口腔内や技工物の写真が見られるので、インプラント技工に興味を持つ学生も多いこともありみんな身を乗り出すように見ていました。実際のものを見られると、自分のしたい技工のイメージもしやすくなるので、歯科技工士を目指す学生にとっては良い刺激にもなったと思います。驚いたのが、講義中眠そうな学生が一人もいなかったことです。私もここの卒業生なのですが、スライドを使う講義は部屋を暗くするので眠そうな子をよく見ていた記憶があります。それなのに全員が真剣に聞き入っていたので、院長はすごいなと改めて思いました。院長の講義を見学し、私がこの学校の1年生の時に院長の講義を受け、すごく勉強されていることと歯科医師としての熱心さが伝わってきて、この先生に自分の歯を診てほしいと思い、講義から帰りがけの院長を追いかけてお願いしに行ったことを思い出し、懐かしく思いました。
(トリートメントコーディネーター Mより)