当院で研修をうけた研修医から、お手紙がとどきましたのでご紹介いたします。
拝啓
早春の候、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。お伺い申し上げます。
昨年は8月から11月までの1か月間、私の研修のために大変お世話になりました。心よりお礼申し上げます。
こちらでの研修で何よりも印象深かったのは、院長先生の熱意、情熱でした。診療時間中は患者様のために全力で治療されていて、自分だったらそれだけで疲れきってしまいそうなのに、それ以外の時間も私の研修やスタッフさんの指導のために、情熱をもって一緒に取り組まれる姿は、ただただ驚くばかりでした。4月から7月までは、どちらかというと難しいことから避けようとしていた私にとっては、「このままじゃダメだ」と思い知らされるのに十分でした。
もうひとつ印象深かったのは、「ありがとう」という言葉がものすごく飛び交っている医院です。正直、なんでこんなに小さなことにまで、真剣に「ありがとう」って言うんだろう、と思っていました。しかし、大学に戻って実際に診療にあたることが多くなって、ようやくそのことの大切さを実感しています。スタッフ間で良いコミュニケーションを取ることはとても重要で、それが結局患者様のためになる、ということがようやく分かってきた気がします。
大学では毎日壁にぶち当たっている日々を送っていますが、カナザキ歯科での経験を生かして、なんとかヘコたれずに頑張っているつもりです。
今後の進路に関しても真剣に相談に乗ってくださり、本当にありがとうございました。お陰様で九州の○○歯科さんの方で1年間お世話になることとなりました。院長先生の情熱をもって歯科に取り組む姿勢を、私も忘れずに頑張っていきたいと思います。
今後ともよろしくご指導くださいますよう、お願い申し上げます。
厳寒の折、風邪など召されませぬよう、ご自愛ください。
敬具
研修医Eより