2015.10.25 感染予防対策に関する研修に歯科医師の渡部が参加いたしましたので報告いたします。
<研修の目的>
私達は日々様々な感染症に感染したり、逆に感染させてしまうような環境下にある。スタンダードプレコーションとは、全ての患者の保有している可能性のある病原体は未固定として、すべての目視できる湿性の液体・体液・排泄物は感染の可能性があるものとしてとり扱う。目的は主に医療従事者の手指を介し起こる患者間の交差感染を予防する。患者が保有するかもしれない未固定の病原体から医療従事者を守る。日頃から感染予防対策をしておく必要がある。
<具体的なポイント>
針刺し事故防止のため原則針のリキャップ禁止。やむをえず行う際は片手で行う。
アルコール際式消毒を使う。※アルコールアレルギー患者もいるので注意
栗、キウイアレルギーの患者はラテックスアレルギーの疑いもあり、訪問診療時、その対象は全身疾患をもつことの多い要介護者であるため充分な注意が必要。