スタッフブログ

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2016/10/26

一人一人の患者さんとしっかり向き合い今の状態に合ったメンテナンスの方法を考えていきます

今回のメンテナンスの患者さんは結婚退職前も担当させてもらっていた方で、仕事復帰後の今回から再び担当させてもらうことになりました。今の名字で挨拶をしてメンテナンスを進めていきました。

上顎はOll-On―6が入っており、子供用の歯ブラシで一生懸命磨いてもらっているようですが、年齢のせいもあるのか毎回、時間いっぱい使ってメンテナンスしないといけないくらいプラークの付着量が多い方です。

毎回、超音波を使ってお掃除していますが、前回の時は少し時間にゆとりがあったので、超音波の代わりに、ハブラシや手用のスケーラーなどを使ってメンテナンスしていきました。

すると患者さんから

「いつものキカイのやつは終わった?」

と聞かれたので

「キカイの代わりに違う道具を使ったので、今日はキカイ使いませんよ」

と説明すると超音波の水がしんどかったようで、

「キカイの水しんどかったのよ。うれしい!!」

と喜んでもらい、

「あなた優しいわね。それにとても丁寧だわ!!」

とすごくほめてもらいました。それから色々話をしていくと

「前にみてくれよったKさんも上手だったのよ」

とまさか自分の旧姓がでてくると思わなかったので、

「私、Kです。去年もどってきたんですよ」

と復帰したことを伝えると、患者さんもびっくりしたようで

「あなたKさん?」と2・3回確認されて

「顔は覚えてなかったけど、私の目にくるいはなかったのね!」

とすごく喜んで帰ってもらうことができました。

ずっと以前から通ってくれた患者さんが名前を覚えていてくれてとてもうれしかったです。これからも一人一人の患者さんとしっかり向き合い、その方の今の状態に合ったメンテナンスの方法を考えていきたいと思います。

歯科衛生士 K