あけましておめでとうございます。
新年を迎え、寒さをより厳しく感じる日々が戻ってまいりました。
本日は、勤務医の武田が先日の体験を皆様へお伝えします。
慌ただしい年末にさしかかったある日、私は家族と夕食をともにしていました。
そして何気なく温かいスープを飲んだときです。
「右下の奥歯が痛い...」
ズキズキというよりも、じわっとしみるような鈍い違和感を感じました。
しかし、その違和感は途端になくなり私はそのまま忘れてしまっていました。
それから数日経った朝、起きてすぐ以前の違和感をより強く感じました。
「歯と歯を合わせても痛い...」
まさかと思った私は自宅の鏡で自分の右下をよく観察しましたが、虫歯になっているわけでも、歯がぐらぐらしているわけでもなさそうでした。
痛みはありましたが問題なく食事ができ、日常生活に支障がないためそのままさらに数日過ごしました。
しかし、違和感から変わった痛みはなかなか消えることがありませんでした。
思い出すと、たびたび右下奥歯に違和感を感じていたことに気が付き、私は院長先生へご相談し診ていただくこととなりました。
私の口の中を見て、何度か噛み合わせをさせたあと、院長先生はこうおっしゃいました。
「歯と歯がいじめあっている。これは辛かったね。」
なんと、私は虫歯でも歯周病でもなく、自分の噛み合わせによって痛みを作り出していたのです。
非作業測に干渉があるという原因がわかり、その場で院長先生に噛み合わせの調整をしていただき、食事の際に左右のバランスに問題がないか試食を行いました。
すると、痛みが取れ動きもスムーズになり、自分でも驚くほど噛みやすくなりました。
私たちは患者様の訴えを聞き、客観的な情報を元に診断を行います。
「噛み合わせ認定医」を取得されている院長先生は、非常に診断力が高く、私のほんの小さな症状と口の中の情報から瞬時に原因を突き止め、最小限の侵襲で私の症状を改善しました。
私は症状の改善に驚くとともに感動し、そしてこのような豊富な知識と経験をお持ちである院長先生のもとで学んでいることをカナザキ歯科の理念のひとつである「for the patient」の形で患者様へ還元していきたいと考えました。
忙しい日々の中、自分の口の中のことを把握するのはなかなか難しいことです。
私のように、小さな症状であっても気になることがあれば、ぜひ私たちカナザキ歯科へご相談ください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
勤務医 武田