私がカナザキ歯科を知るきっかけとなったのは学生への説明会です。その時はまだ中堅学年で今後については漠然としか考えていなかったですが、院長先生の熱心さ、学ぶ環境や雰囲気等に興味をもち、後日病院見学をさせていただきました。

　病院見学ではブタの顎骨を用いた実習、支台歯形成を行った後に診療の見学を行いました。頭を臨床モードにすることで、単なる見学から今後の目的意識を少なからず持って臨むことができたことを今でも覚えています。

　いざ研修がスタートし、一年間を通して振り返ると大変なことも多かったですが充実した日々を送ることができました。日々DVD、手持ち実習、マネキン実習、スピード実習と段階をおってチェックしていただきました。最初何もできないない状態から毎日アドバイスをいただく事で少しずつ成長できたと思います。日々の小さな積み重ねが自分への自信にも繋がってくるのだと実感しました。症例等の相談も忙しい合間でもしていただき、患者様の背景を踏まえた治療計画も学ぶことができました。院長先生をはじめ、勤務されている先生方も親身に相談に乗っていただき本当に学ぶ環境として恵まれていたと感じます。

　勤務医となった今、まだまだできないとこが多く次から次に課題がでてきますが、一年間培ってきたものを駆使しながら試行錯誤しています。治療手順、考え方等を早い段階からしっかりと学ぶことで今後の歯科医師人生の礎を築くことができたのだと思います。これからも院長先生に症例相談、形成のチェック等をしていただき日々学び、一歩ずつ成長していきます。

　最後になりますが、院長先生をはじめ多くのスタッフの方々の支えがあったからこそ今の自分があります。本当にありがとうございました。今後もご迷惑をおかけしますが、自分も周りに何か貢献できるよう努力していきます。

研修医：亀岡　聡貴